
手順 1
ヨガマットまたはベッドに仰向けに寝て、両膝を立てる。両足は腰幅で踵を膝の真下、足裏全体を床につける。両腕は体側に楽に置く
Tips
- 顎を軽く引いて後頭部を床につける
- 肩の力を抜く
- 骨盤の中央(仙骨と腰仙部)が床に均等に触れている感覚を 30 秒確認
Supine Pelvic Clock (Feldenkrais Awareness Through Movement)
仰向けで膝を立て、骨盤の下に大きな時計を想像し、12時(後傾)⇔6時(前傾)→3時⇔9時(左右側方傾斜)→1〜11時を順に微小に動かして骨盤と腰椎の分節的固有受容覚と神経筋制御を高める Feldenkrais ATM レッスン由来のドリル。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 背中、腰、腹部です。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

ヨガマットまたはベッドに仰向けに寝て、両膝を立てる。両足は腰幅で踵を膝の真下、足裏全体を床につける。両腕は体側に楽に置く
Tips

骨盤の真下に直径20cm 程度の大きな時計の文字盤があると想像する。頭側を12時、足側を6時、右側を3時、左側を9時とイメージ(仰向け視点)
Tips

12時⇔6時の縦軸を 8〜10 往復ゆっくり行う。12時方向(後傾)では腰を床に押しつけて尾骨を床から少し浮かせる、6時方向(前傾)では腰の下に少し隙間を作り尾骨を床に少し押し付ける
Tips

30 秒膝を伸ばすか左右に倒して短く休む。再び 3時⇔9時の横軸を 8〜10 往復行う。3時方向では右の腸骨後面を床に重く沈める、9時方向では左の腸骨後面を床に重く沈める
Tips

12時を起点に、12⇔1、12⇔2、12⇔3 と段階的に右半周を 4〜6 往復ずつ探索する。各セグメント間で 5 秒の小休止
Tips

30 秒の休息後、6時を起点に 6⇔5、6⇔4 と右下 1/4 を 4〜6 往復、続いて左半周(12⇔11、12⇔10、6⇔7、6⇔8)も同様に探索する
Tips

最後に時計の外周を時計回りに 2 周、反時計回りに 2 周、なめらかに連続させて描く。1 周 12〜15 秒のテンポ。終わったら脚を伸ばして 30 秒全身を弛緩させ、骨盤と腰の接触感の変化を観察する
Tips
呼吸
全工程を通して鼻呼吸で自然に。基本的に呼吸は動作と固定しないが、4 拍吸って 6 拍吐く程度のゆったりした呼吸を保つ。12時方向(後傾)で吐く、6時方向(前傾)で吸う組合せが入りやすい人もいる
回数 / 頻度
1セッションで縦軸 8〜10 往復+横軸 8〜10 往復+セグメント探索+外周 2 周×両方向。所要時間 5〜7 分。1日 1回、慣れたら朝晩 2回
Related tools
腰痛 / 股関節・お尻 / 肩こり
股関節・腰・肩まわりのセルフケアに使う道具を、無理なく取り入れるための導線です。
提携リンク準備中このセクションには広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。掲載内容はストレッチの安全性と出典表示を優先し、紹介先の購入を前提にしません。
このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
Sepiddar F, Barati AH, Yarahmadi Y / J Bodyw Mov Ther 2024 · en · academic · 参照 2026-05-18
抄録のみ参照/要約引用
ScienceDirect / Journal of Bodywork and Movement Therapies · en · academic · 参照 2026-05-18
ジャーナル本体 抄録参照
Feldenkrais Project · en · article · 参照 2026-05-18
原典レッスン名引用
Your Movement Mentor (Feldenkrais practitioner blog) · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用
feldynotebook.com · en · article · 参照 2026-05-18
レッスンバリエーション参照
The Wellness Station · en · clinic · 参照 2026-05-18
腰痛向け Feldenkrais クラス要約
YouTube / Feldenkrais practitioner video · en · video · 参照 2026-05-18
映像参照のみ
北戸田ナノ整形外科泌尿器科クリニック · ja · clinic · 参照 2026-05-18
仰臥位ペルビックティルト基礎の日本語整形外科解説 要約引用
ピラティススタジオ『ルルト』(理学療法士監修) · ja · article · 参照 2026-05-18
骨盤前後傾解剖と仰臥位ドリルの日本語解説 要約引用
Nピラティス(理学療法士監修) · ja · article · 参照 2026-05-18
骨盤前後傾セルフケアの日本語解説 要約引用
フェルデンクライス スタイル(東京) · ja · clinic · 参照 2026-05-18
ATM レッスンの腰痛応用 日本語紹介 参照
Guides
同じ悩みのカテゴリで見比べやすいストレッチ
仰臥位 横隔膜呼吸+骨盤底筋ダウントレーニング(腰部腹圧シリンダー リセット)
仰向け膝立て(フックライイング)または股関節・膝関節 90°屈曲位で、吸気時に横隔膜を下げ骨盤底を緩める『ダウントレーニング』を行い、過剰収縮した骨盤底とコアの過緊張をリセットする呼吸-腹圧協調エクササイズ。腹横筋・横隔膜・骨盤底筋が形作る『腰部腹圧シリンダー』を再教育し、慢性腰痛・産後腰痛・骨盤帯痛の鎮静化と腰椎安定性回復を狙う。
バードドッグ(対角線挙上・体幹安定化)
四つ這いで対角線上の片腕と片脚を同時に持ち上げ、腰椎を動かさずに体幹深層筋(多裂筋・腹横筋)と臀部・脊柱起立筋を協調活性化する McGill Big 3 の中核エクササイズ。
キャット・キャメル(猫と牛のポーズ)
四つ這いで背中を丸める→反らすを繰り返し、腰椎・胸椎を圧迫なしで動かす腰のセルフモビライゼーション。デスクワーク後の腰のこわばり解消や運動前のウォームアップに広く推奨される。
狙う筋肉や周辺部位が近いストレッチ
チャイルドポーズ(バラーサナ)
正座から上体を前へ倒し、額を床に近づけて広背筋・脊柱起立筋・腰方形筋・大殿筋を受動的に伸ばす、ヨガ由来の代表的な腰部リラクゼーションストレッチ。デスクワーク後の腰部圧縮を解放する。
クロコダイル(ワニ)のポーズ 腹臥位×横隔膜呼吸
腹臥位で前腕を組み額を載せ、上肢で胸郭を固定した状態で横隔膜呼吸を行い、息が腰背部・側腹部に入り込む感覚を作って腰椎周辺の筋膜・椎間板を弛緩させる Hatha ヨガ古典の修復ポーズ。
デッドバグ(仰臥位・対角線挙上で体幹深層筋活性化)
仰臥位で腰を床に押し付けたまま対角線上の片腕と片脚を同時にゆっくり下ろす動作で、腰椎を中立に保ちながら腹横筋・腹斜筋・多裂筋を共収縮させ、座位デスクワークで失われがちな腰椎-骨盤安定性を再教育する。バードドッグ(四つ這い)の仰臥位対義として、肩関節・股関節の負荷が低く初心者にも導入しやすい体幹安定エクササイズ。
同じくらいの所要時間で取り組めるストレッチ
殿筋群セルフ筋膜リリース(マッサージボール4ポジション)
ラクロスボールまたはテニスボールを使い、仰臥位/椅子座位/壁立位/側臥位の4ポジションで大殿筋・中殿筋・梨状筋・大腿筋膜張筋のトリガーポイントを30〜60秒持続圧迫するセルフ筋膜リリース。デスクワークで硬化した殿筋深層を狙う。
エゴスキュー『スタティック・バック → エアベンチ』連結シーケンス(重力ニュートラル化+等尺性壁スクワットによる骨盤中間位リセット)
Pete Egoscue が体系化した姿勢矯正療法『エゴスキュー・メソッド』の中で『三大マジック』に数えられる二大エクササイズを一連の流れで実施する 2 フェーズ姿勢リセット。Phase 1 のスタティック・バックは仰臥位で下肢を椅子に膝 90° で載せ、両腕を体側 45° に開いて手のひら上向きにした受動姿勢で 5 分間保持し、重力と床を『矯正テンプレート』として使い腰背部・肩甲帯・骨盤を中立位置へ受動的に戻す。Phase 2 のエアベンチは壁に背中を平らに付けた立位ウォールシット(膝・股関節 90°)を等尺性で 1〜3 分保持し、Phase 1 で得た骨盤中立位を抗重力で再学習させる。Phase 1(受動・床)→ Phase 2(能動・壁)の連結で『弛緩 → 等尺再教育』のニューロモーター・リセットを 1 シーケンスに統合した、デスクワーカー向けの代表的セルフ姿勢矯正プロトコル。