
手順 1
立位で足を腰幅に開き、骨盤を立てる。軽くアブドミナル・ブレースで体幹を固める。胸郭と肋骨を中立に保ち、肋骨フレアを抑える
Tips
- 腰反りを防ぐ
- 顎を軽く引く
- 体幹を回旋させないことが原則
Glenohumeral CARs (Controlled Articular Rotations)
立位で対側手で肩甲骨を意図的に固定したまま、片腕を屈曲→外転→外旋→水平外転→伸展→内旋→内転と滑らかに大きな円軌道で1周描き、肩甲上腕関節のみを能動最大可動域でゆっくり駆動する FRC(Functional Range Conditioning)由来のモビリティドリル。肩甲胸郭関節を対象とする既存の Scapular CARs とは関節レベルで独立する、毎日2分で完結する関節capsule刺激プロトコル。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 肩、胸、肩甲骨まわりです。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

立位で足を腰幅に開き、骨盤を立てる。軽くアブドミナル・ブレースで体幹を固める。胸郭と肋骨を中立に保ち、肋骨フレアを抑える
Tips

右肩のCARsを行う場合、対側(左)の手で右の肩甲骨外側縁か鎖骨に軽く触れて肩甲骨の動きを意図的に最小化する。これにより肩甲胸郭関節を不動化し、肩甲上腕関節単独の動きを強調する
Tips

右腕を体側から前方へゆっくり屈曲(前方挙上)。親指を天井に向けた中間位で、3〜4秒かけて頭上最大屈曲まで持っていき、最終域で1秒静止
Tips

頭上位置から、手のひらを後方へ回し外旋しながら外転方向へ。3〜4秒かけて肩関節外転+外旋の最終域へ。肘を伸ばしたまま腕は耳の真横→やや後方へ
Tips

外転外旋位置から水平外転を経て、腕を後方へ伸展(後方挙上)させる。3〜4秒かけて肩関節伸展の最終域へ。手のひらは後方→外側を向く
Tips

後方最大位置から、手のひらを内側へ向けて内旋。3〜4秒かけて肩関節内旋しながら腕を体側に戻し、可能なら背中側で内旋位(hand-behind-back)まで持っていく
Tips

ここまでが1サイクル。同方向で2〜3サイクル繰り返し、反対方向(逆回り:内旋→伸展→外転外旋→屈曲)でも2〜3サイクル行う
Tips

右肩が終わったら左肩でも同手順を実施。所要時間 片側1分×2=合計2分
Tips
呼吸
鼻から吸って口からゆっくり吐く自然呼吸を維持。最終域到達時に吐き切ると関節capsuleが緩みやすい。Valsalva(息止め)は禁忌
回数 / 頻度
片側 順方向2〜3周+逆方向2〜3周、左右で合計2分
Related tools
肩こり / 首こり / 姿勢・猫背・胸郭
肩・首・前腕・目の疲れが出やすい人向けに、姿勢と作業環境を見直すための導線です。
提携リンク準備中腰痛 / 股関節・お尻 / 肩こり
股関節・腰・肩まわりのセルフケアに使う道具を、無理なく取り入れるための導線です。
提携リンク準備中このセクションには広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。掲載内容はストレッチの安全性と出典表示を優先し、紹介先の購入を前提にしません。
このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
The Prehab Guys · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Post Competitive Insight · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Inverted Gear · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Markow Training Systems · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Darrel Mancini · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
YouTube (FRC instructor demo) · en · video · 参照 2026-05-18
URL+要約のみ
Naturally Well · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Beyond Strength Performance NOVA · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Guides
同じ悩みのカテゴリで見比べやすいストレッチ
パッシブ・デッドハング(バー懸垂ぶら下がり)— Kirsch 肩減圧プロトコル
頭上のバーを順手で握り、完全に脱力してぶら下がることで、上腕骨が烏口肩峰アーチを下から押し上げ、肩峰下腔を重力減圧し、棘上筋・肩関節包・広背筋・大胸筋を同時にエンドレンジで伸長する John Kirsch 整形外科医のセルフプロトコル。1日合計 30 秒〜90 秒(10〜30 秒×複数セット)。
腱板アイソメトリック 壁押し 5方向(屈曲/伸展/外転/外旋/内旋)
壁を不動の抵抗として腱板4筋を等尺性収縮させる肩のセルフ筋活性化プロトコル。動かさずに痛みのない範囲で押し合い、肩のスタビライザーを再教育する。
バンド肩関節ディストラクション セルフ関節包モビライゼーション
頑丈なフックや柱に高張力ループバンドを掛け、上腕近位部にバンドを輪掛けして体重で水平方向に牽引(ディストラクション)しながら、屈曲・外旋・内旋・水平外転の能動的可動域運動を組み合わせる。バンド張力が上腕骨頭を関節窩から微小に離開させ、関節包・靭帯・肩峰下スペースに新しい運動ベクトルを与える Mobilization-with-Movement の自己版。Kelly Starrett / The Ready State 系の代表的肩モビリティドリル。
狙う筋肉や周辺部位が近いストレッチ
肩関節 PAILs/RAILs エンドレンジ等尺性(オーバーヘッド屈曲・ドア枠サポート)
FRC(Functional Range Conditioning, Dr. Andreo Spina 創案)のエンドレンジ関節包リモデリング・プロトコルを肩関節屈曲面に応用したセルフ手技。ドア枠や壁に両手を当ててオーバーヘッド最大屈曲位を 60〜90 秒受動ホールド → その姿勢のまま伸ばされている前方関節包・広背筋・大円筋方向を能動的に押し戻す PAILs(Progressive Angular Isometric Loading)20〜30 秒 → 拮抗方向(肩屈曲・スキャプラ後傾)に主動筋を絞り込む RAILs(Regressive Angular Isometric Loading)20〜30 秒、を1〜2サイクル行う。既存の Glenohumeral CARs(能動最大可動域回旋・120 秒・mechanism は controlled articular rotation)とは『最大可動域の能動駆動』対『エンドレンジでの等尺性ローディング』という mechanism レベルで明確に独立する。神経系に新しい可動域での安全シグナルを送り、関節包・腱・筋を端域でリモデリングして受動柔軟性を能動可動性に変換する。
伸びをする子犬のポーズ(ウッターナ・シショーサナ/ベンチ補助・膝立て・肩屈曲ストレッチ)
四つ這いから手を遠くへ滑らせ、胸とおでこを床またはベンチ/椅子座面へ近づける陰ヨガの肩屈曲ストレッチ。前腕の高さを調整することで広背筋・大円筋・小胸筋・三角筋後部・前面関節包を重力で 2〜5 分間じっくり弛緩させ、肩甲骨後傾と胸椎伸展を同時に引き出す。既存 31 件と独立した『kneeling-chest-low』ポジションで肩屈曲可動域を回復する。
セルフ・マリガン MWM 肩屈曲ストラップ法(後外方滑り+能動屈曲)
ヨガストラップを肩関節に巻き、後外方に滑らせながら能動的に腕を挙上する徒手療法系セルフ手技。関節副運動の補助で痛みなく可動域を引き出す。