首・後頭部
1 items首すじ、後頭部、首の深層筋
- 下部僧帽筋(共収縮で肩甲骨後傾)
Extended Puppy Pose (Uttana Shishosana) with Bench-Assisted Shoulder Flexion
四つ這いから手を遠くへ滑らせ、胸とおでこを床またはベンチ/椅子座面へ近づける陰ヨガの肩屈曲ストレッチ。前腕の高さを調整することで広背筋・大円筋・小胸筋・三角筋後部・前面関節包を重力で 2〜5 分間じっくり弛緩させ、肩甲骨後傾と胸椎伸展を同時に引き出す。既存 31 件と独立した『kneeling-chest-low』ポジションで肩屈曲可動域を回復する。
対象の症状
主に伸びる筋肉
背中の最大筋。腕を引き下げる。
肩関節の内転・内旋に働く。
大胸筋の深層。短縮すると肩甲骨が前傾しやすい。
肩を覆う筋。前・中・後の3部に分かれる。
二の腕後面。肘の伸展を担う。
肩甲骨を下げて安定させる、姿勢の要。
筋肉解説の出典: docs/glossary.md §2

Anatomy preview
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 肩、胸、肩甲骨まわりです。
target muscles
Muscle atlas
筋肉名を部位ごとに整理した簡易マップです。痛みの診断ではなく、動かす方向と意識する場所を確認するための目安として使います。
ハイライトは主な対象部位の概略です
首すじ、後頭部、首の深層筋
肩、胸、肩甲骨まわり
腕、手首、指まわり
神経、関節、筋膜などの関連語
Motion guide
メインカット:横向きアングルで膝立ち、両前腕がローベンチ(高さ 20 cm)に置かれ、胸骨が床へ近づき、おでこがマットに着いた姿勢。骨盤と膝が一直線、腰椎は中間位、頭頂は前方へ伸びる。 / サブカット 1:上面図で肩幅と平行に伸びた両腕、脇の下に拳 1 個分のスペース、手のひらは肩幅で平行(合掌せず)。 / サブカット 2:膝下のタオル位置、膝・骨盤・足首のアライメント(膝が直角、足の甲を床に押し付ける)。
ヨガマット上で四つ這いになる。膝は腰幅、足の甲は床、手首は肩の真下。膝の前にバスタオルを敷くと痛みが軽減する。膝が痛む場合はバスタオルを二つ折りで膝下に入れる。
メインカット:横向きアングルで膝立ち、両前腕がローベンチ(高さ 20 cm)に置かれ、胸骨が床へ近づき、おでこがマットに着いた姿勢。骨盤と膝が一直線、腰椎は中間位、頭頂は前方へ伸びる。 / サブカット 1:上面図で肩幅と平行に伸びた両腕、脇の下に拳 1 個分のスペース、手のひらは肩幅で平行(合掌せず)。 / サブカット 2:膝下のタオル位置、膝・骨盤・足首のアライメント(膝が直角、足の甲を床に押し付ける)。
終了後、肩甲骨をぐるぐると 5 回ずつ前後回し、肩のウォームダウンを行う。終わったら立ち上がり、両腕を頭上へ挙上できる角度を再評価する(事前との左右差・可動域改善を体感する)。
ヨガマット上で四つ這いになる。膝は腰幅、足の甲は床、手首は肩の真下。膝の前にバスタオルを敷くと痛みが軽減する。膝が痛む場合はバスタオルを二つ折りで膝下に入れる。
所要 15 秒
両手を 1〜2 拳分ずつゆっくり前方へ滑らせる。膝の位置は固定したまま、両手のみが前進する。手首から肩までの距離(前腕+上腕)が床へ平らに伸びていく感覚を意識する。
所要 15 秒
ヒップを足首方向へ少し引き、骨盤を膝より少しだけ後ろに位置させる(おしりが膝の真上または膝より 5 cm 程度後ろが目安)。腰を反らせ過ぎないために、おなかは軽く引き込み下位肋骨を背中側へ吸い込むイメージで保つ。
所要 15 秒
胸(胸骨)を床へ向けて重力で沈める。同時におでこを床へ置く(首が圧迫されない場合)。肩がきつい人や胸郭が硬い人は、両前腕を椅子の座面・ローベンチ・ヨガブロック 2 個(肩幅)に置き、高さを 10〜25 cm 段階的に下げる。
所要 30 秒
手のひらは合掌せず肩幅で平行に開く。親指・人差し指・小指の付け根 3 点で床(またはブロック)を押し、肘を浮かせて『脇の下のドーム』を保ち上腕骨頭が前へすべり出すのを防ぐ。脇に拳 1 個分のスペースを意識する。
所要 30 秒
鼻からゆっくり吸って腹部側面・背中側に呼吸を満たし、口または鼻から長く吐く(4 秒吸う/6 秒吐く)。吐く息と共に脇の下と胸骨が床へ溶けるように脱力していく。肩前面が『つまる』感覚は危険信号なので、手の高さを上げて再調整する。
所要 1 分
おでこを着けている場合は 2〜3 分、顎を着けている場合は首への負荷を避けるため 30〜60 秒で次のステップへ。陰ヨガ伝統では 3〜5 分のロングホールドだが、初心者・肩こり目的は 90〜180 秒で十分。
所要 1 分 30 秒
解除はゆっくり。両前腕で床/ブロックを押し、骨盤を後方へ引きながらチャイルドポーズ(バラーサナ)へ移行する。額を床に置き、肩・首・腰の血流が戻るのを 30 秒待つ。立ち上がる際は反動をつけず、四つ這い→正座の順に。
所要 30 秒
終了後、肩甲骨をぐるぐると 5 回ずつ前後回し、肩のウォームダウンを行う。終わったら立ち上がり、両腕を頭上へ挙上できる角度を再評価する(事前との左右差・可動域改善を体感する)。
所要 30 秒
呼吸
鼻吸気 4 秒 / 口または鼻呼気 6 秒の遅延呼気(4-6 呼吸法)を継続。吐く息で広背筋・小胸筋・横隔膜が同時に弛緩し、副交感神経活動が亢進してじんわりと深部の伸長が進む。陰ヨガでは呼吸を意図的に整え過ぎず、自然な腹式呼吸に任せる方針も推奨される。
回数 / 頻度
1回 3分 を1セット。症状や疲労に応じて1日1回から開始する。
このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
Yoga Journal · en · yoga-reference · 参照 2026-05-18
Yoga Journal は世界的に参照される陰ヨガ/ハタヨガ実践メディア。ポーズ説明・指示パターンは独自表現で要約。
Bernie Clark (Yin Yoga authoritative resource) · en · yoga-reference · 参照 2026-05-18
陰ヨガの代表的解説者 Bernie Clark によるアナハタアーサナ詳細ガイド。標的組織と禁忌の記述を要約参照。
National Academy of Sports Medicine (NASM) · en · clinical-pt-blog · 参照 2026-05-18
NASM (アメリカ・スポーツ医学アカデミー) の corrective exercise 部門公式ブログ。胸椎伸展と肩屈曲・肩峰下スペース/インピンジメントの関係を解説。臨床根拠の引用元として参照。
Aaron Horschig DPT, PhD (Squat University) · en · clinical-pt-blog · 参照 2026-05-18
ストレングス系 PT の代表的教育リソース。広背筋・大胸筋柔軟性のセルフストレッチ手順とインピンジメント予防の関連を解説。
Yoga U Online · en · yoga-therapy-reference · 参照 2026-05-18
ヨガ療法の教育プラットフォーム。puppy pose のバリエーション・ブロック使用法・肩関節安全性チェック方法を提供。
Abi Carver (Yoga 15) · en · yoga-therapy-reference · 参照 2026-05-18
アスリート/PT向け陰ヨガ・修復ヨガ実践リソース。広背筋・三角筋後部・肩関節包の伸長機構を解説。
Dani Winks (Flexibility Coach) · en · flexibility-coaching-reference · 参照 2026-05-18
成人柔軟性訓練の教育リソース。ヨガブロック高さ調節・肩の安全アライメント・前腕設置位置の最適化ガイドを参照。
Guthrie Ambulatory Health Care Clinic / Tricare (U.S. Department of Defense) · en · clinical-patient-handout · 参照 2026-05-18
米国国防総省管轄の軍事医療機関 (Tricare) 提供の患者教育配布資料。ストレッチで標的とする筋群の解剖学的説明。Puppy Pose は広背筋・三頭筋・肩関節包の代表的セルフストレッチとして位置付け。
Antranik Kizirian (Movement Coach) · en · movement-coaching-reference · 参照 2026-05-18
壁・ベンチ・ブロックを用いた段階的バリエーションと、巻き肩・胸郭硬さを持つデスクワーカー向け実践プロトコル。
フレアプラス(東京のヨガスタジオ) · ja · yoga-studio-reference · 参照 2026-05-18
日本国内の主要ヨガスタジオによるアーサナ図解。肩・背中・脇の伸張感覚および禁忌事項を要約参照。
QITANO 北野カラダづくりラボ · ja · rehabilitation-clinic-reference · 参照 2026-05-18
日本のリハビリ・カラダづくり指導ラボによる詳細解説。骨盤位置(膝より後ろに引きすぎない)と肩甲骨後傾の指導は本JSONに反映済。
ヨガジャーナルオンライン日本版 · ja · yoga-reference · 参照 2026-05-18
ヨガジャーナル日本版による標準アーサナ手順。胸を床へ沈める基本手順・呼吸法を参照。
デサント(DESCENTE)メディア · ja · fitness-media-reference · 参照 2026-05-18
日本のスポーツアパレル大手メディア。肩こり改善目的のヨガポーズ群の一つとして子犬のポーズを掲載し、デスクワーカー向け実用性を解説。
LAVA International(YogaFull) · ja · yoga-studio-reference · 参照 2026-05-18
日本最大級のヨガスタジオチェーン LAVA のポーズライブラリ。難易度・標的筋・実施時間目安を参照。
YogaPicks(ヨガピックス) · ja · yoga-coaching-reference · 参照 2026-05-18
膝・骨盤・足首のアライメント詳細指導。お尻が膝より後ろに行きすぎない注意点を本JSONのステップ3に反映。
フレアプラス(東京のヨガスタジオ) · ja · yin-yoga-reference · 参照 2026-05-18
陰ヨガ版アナハタアーサナの 3〜5 分ロングホールド・あごバリエーションの禁忌事項を参照。
スノーエンジェル(フォームローラー縦置き・仰臥位・胸郭開放)
長軸フォームローラーに頭・背中・骨盤を乗せ、腕を雪上の天使のように扇形にゆっくり開閉して大胸筋・小胸筋・前部三角筋を伸ばし、肩甲骨後傾と胸椎伸展を引き出す。
バンドプルアパート(レジスタンスバンドで肩甲骨を寄せる)
立位で軽いレジスタンスバンドを胸の高さで両手に持ち、肘を伸ばしたまま左右に引き離して肩甲骨を寄せる、僧帽筋中部・菱形筋・後部三角筋を能動的に強化する動作。長時間のデスクワークで弱化しやすい肩甲骨内転筋群を低負荷・高頻度で活性化し、巻き肩姿勢の代償を補う。
ドアフレーム大胸筋ストレッチ(低・中・高 3角度)
ドア枠に前腕を当て、肩の高さに対して下・同じ・上の3角度で大胸筋および小胸筋を伸ばし、巻き肩・前方頭位姿勢に対抗するセルフストレッチ。
広背筋 サイドライイング フォームローラーSMR
床に横向き(側臥位)になり、脇の下〜腋窩のすぐ下にフォームローラーを当て、下側の腕を頭上に伸ばした姿勢で、ローラーを腋窩から腸骨稜方向に体重を載せたままゆっくり転がし、広背筋〜大円筋〜下部僧帽筋を SMR する。tight spot で 20〜30 秒静止圧迫+呼吸→肩甲骨を pin-and-stretch 様に動かす二段階プロトコル。