
手順 1
頑丈なアンカー(柱・ラックポール)の胸〜頭の高さに高張力ループバンドを掛け、バンドの輪に対象側の上腕近位部(脇のすぐ下、三角筋停止より上)を通す。バンド位置がずれて肘や前腕にかからないことを確認する。
Tips
- バンドは三角筋停止より上の上腕骨近位に掛ける
- 肘や前腕に掛けない(神経圧迫リスク)
- アンカーが不安定なら絶対に使用しない
Banded Shoulder Distraction Self Joint Capsule Mobilization
頑丈なフックや柱に高張力ループバンドを掛け、上腕近位部にバンドを輪掛けして体重で水平方向に牽引(ディストラクション)しながら、屈曲・外旋・内旋・水平外転の能動的可動域運動を組み合わせる。バンド張力が上腕骨頭を関節窩から微小に離開させ、関節包・靭帯・肩峰下スペースに新しい運動ベクトルを与える Mobilization-with-Movement の自己版。Kelly Starrett / The Ready State 系の代表的肩モビリティドリル。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 肩、胸、肩甲骨まわりです。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

頑丈なアンカー(柱・ラックポール)の胸〜頭の高さに高張力ループバンドを掛け、バンドの輪に対象側の上腕近位部(脇のすぐ下、三角筋停止より上)を通す。バンド位置がずれて肘や前腕にかからないことを確認する。
Tips

アンカーから離れる方向に2〜3歩下がってバンドにテンションをかけ、足を肩幅で安定させる。前面ディストラクション設定: 体を90度回転させてアンカーが体の後方になるように立ち、バンド張力で上腕骨頭が前方に引かれる位置を作る。
Tips

屈曲モビライゼーション: 対象側の腕をゆっくり前方〜頭上に挙上し、可能な範囲まで挙げた位置で5〜10秒保持する。挙上中に痛み・詰まりを感じる角度では止まらず、わずかに角度を変えて滑らかに通過する経路を探す。3〜5回繰り返す。
Tips

外旋モビライゼーション: 肘を90度に曲げて体側に固定し、前腕を外側へ回旋させる。バンド張力で上腕骨頭が前方に引かれ、関節後面に新しい空間が作られる中で外旋ROMが拡大する。5〜10秒保持を3回。
Tips

内旋モビライゼーション: 手を背中の後ろに回し、反対の手で手首を補助して上方へスライドさせる(ハンド・ビハインド・バック)。バンドが上腕骨頭の前方並進をブロックすることで、関節包前下面の安全な伸長が得られる。5〜10秒保持を3回。
Tips

水平外転(クロスボディ逆方向)モビライゼーション: 対象側の腕を体の前で水平に保ち、反対側へ水平内転 → アンカー側へ水平外転とゆっくり振り、関節後面の最終域で5〜10秒保持。3回繰り返す。
Tips

ループバンドの位置を反対の方向に変え(後面ディストラクション設定: アンカーが体の前になるように立つ)、同じ4方向(屈曲・外旋・内旋・水平外転)を再度実施する。前後両方向のディストラクションで関節包の前後を均等に扱う。
Tips

バンドを外し、反対側の肩でも同じ手順を繰り返す。終了後、対象側の肩を軽く回し、ROMの即時変化を確認する。痺れ・指先の冷感が残った場合は中止し、後日リトライ。
Tips
呼吸
各保持中は鼻からゆっくり吸って口から長く吐く(4秒吸気・6秒呼気)。最終域では呼気のタイミングで1〜2°だけ深く入る。バルサルバ法(息止め)禁止。
回数 / 頻度
各方向5〜10秒保持×3回、前後ディストラクション各1セット、左右両側、合計2〜3分/側
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このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
The Ready State · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
MobilityWOD / Kelly Starrett · en · video · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
CrossFit Journal / Kelly Starrett · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Peak Primal Wellness · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
The Ready State Discussion · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ(批判的考察あり)
Recall.ai Summary (Huberman Lab episode) · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Guides
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