肩・肩甲帯
5 items肩、胸、肩甲骨まわり
- 棘上筋
- 広背筋
- 大胸筋胸肋部
- 大円筋
- 肩甲下筋
Passive Dead Hang (Bar Hang) — Kirsch Shoulder Decompression Protocol
頭上のバーを順手で握り、完全に脱力してぶら下がることで、上腕骨が烏口肩峰アーチを下から押し上げ、肩峰下腔を重力減圧し、棘上筋・肩関節包・広背筋・大胸筋を同時にエンドレンジで伸長する John Kirsch 整形外科医のセルフプロトコル。1日合計 30 秒〜90 秒(10〜30 秒×複数セット)。
対象の症状
主に伸びる筋肉
回旋筋腱板の1つ。腕を横に上げ始める動きを担う。
背中の最大筋。腕を引き下げる。
胸の主要筋。短縮すると巻き肩を作る。
肩関節の内転・内旋に働く。
回旋筋腱板の1つ。肩の内旋に関わる。
二の腕後面。肘の伸展を担う。
筋肉解説の出典: docs/glossary.md §2

Anatomy preview
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 肩、胸、肩甲骨まわりです。
target muscles
Muscle atlas
筋肉名を部位ごとに整理した簡易マップです。痛みの診断ではなく、動かす方向と意識する場所を確認するための目安として使います。
ハイライトは主な対象部位の概略です
肩、胸、肩甲骨まわり
腕、手首、指まわり
Motion guide
頭上のバーを両手順手で握り、両足を浮かせて全身を完全脱力。肩は耳に近づき、肩甲骨は上方回旋。膝は軽く曲げる。
頭上にしっかり固定された懸垂バー(または鉄棒・ドア枠バー)の真下に立ち、足元に踏み台または椅子を置いて安全に離脱できるようにする
頭上のバーを両手順手で握り、両足を浮かせて全身を完全脱力。肩は耳に近づき、肩甲骨は上方回旋。膝は軽く曲げる。
ゆっくり踏み台に足を降ろし、両手をバーから離す。20〜60 秒の休憩を挟み、合計で 1 日 30〜90 秒に達するまで複数セット(2〜4 セット)反復する
頭上にしっかり固定された懸垂バー(または鉄棒・ドア枠バー)の真下に立ち、足元に踏み台または椅子を置いて安全に離脱できるようにする
両手をバーに肩幅で順手(オーバーハンドグリップ、手のひら前向き)で握る。母指は内側に巻き込む sumo grip か、外側に巻く thumbless grip のどちらでも可(握力に応じて選択)
ゆっくり両膝を曲げて踏み台から足を浮かせ、完全に体重をバーに預ける。**ここで肩を能動的に下げない(passive hang)**。肩は自然に耳の方向へ持ち上がり、肩甲骨は上方回旋+挙上に「されるがまま」にする
脱力したまま 10〜30 秒(初心者)、20〜45 秒(中級)、45〜60 秒(上級)保持する。握力が限界に近づいたら無理せず踏み台に降りる
ゆっくり踏み台に足を降ろし、両手をバーから離す。20〜60 秒の休憩を挟み、合計で 1 日 30〜90 秒に達するまで複数セット(2〜4 セット)反復する
呼吸
ぶら下がっている間は息を止めない。鼻からゆっくり吸って口からゆっくり吐く腹式呼吸を意識し、Valsalva(息こらえ)禁止。胸郭が肋骨ごと引き伸ばされるため、深呼吸を入れると追加効果。
回数 / 頻度
1 セット 10〜60 秒(握力に応じて)× 2〜4 セット、1 日合計 30〜90 秒。毎日継続。30 日プログラムが Kirsch 推奨。
このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
John M. Kirsch, MD (Orthopedic Surgeon) · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Athalon Fitness · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Active Body Osteopathy · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Art of Manliness · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Healthy Badger · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Hang Therapy · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Advanced Physical Therapy Education Institute (Bahram Jam, PT) · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Adam Coleman · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
肩甲骨ウォールスライド(前鋸筋・下部僧帽筋ダイナミック活性化)
壁に背中・骨盤・後頭部・両前腕を密着させた状態で、前腕を壁に押し付けながら頭上方向へスライドさせ、肩甲骨の上方回旋+後傾+上方傾斜を能動的に作り出し、90 度以上の挙上域で前鋸筋および下部僧帽筋を高活動させるダイナミック肩甲胸郭スタビライゼーション・エクササイズ。下方回旋症候群(SDR)・巻き肩・肩峰下インピンジメントの肩甲運動学的代償を再教育する目的で用いる。
バンドプルアパート(レジスタンスバンドで肩甲骨を寄せる)
立位で軽いレジスタンスバンドを胸の高さで両手に持ち、肘を伸ばしたまま左右に引き離して肩甲骨を寄せる、僧帽筋中部・菱形筋・後部三角筋を能動的に強化する動作。長時間のデスクワークで弱化しやすい肩甲骨内転筋群を低負荷・高頻度で活性化し、巻き肩姿勢の代償を補う。
ドアフレーム大胸筋ストレッチ(低・中・高 3角度)
ドア枠に前腕を当て、肩の高さに対して下・同じ・上の3角度で大胸筋および小胸筋を伸ばし、巻き肩・前方頭位姿勢に対抗するセルフストレッチ。
伸びをする子犬のポーズ(ウッターナ・シショーサナ/ベンチ補助・膝立て・肩屈曲ストレッチ)
四つ這いから手を遠くへ滑らせ、胸とおでこを床またはベンチ/椅子座面へ近づける陰ヨガの肩屈曲ストレッチ。前腕の高さを調整することで広背筋・大円筋・小胸筋・三角筋後部・前面関節包を重力で 2〜5 分間じっくり弛緩させ、肩甲骨後傾と胸椎伸展を同時に引き出す。既存 31 件と独立した『kneeling-chest-low』ポジションで肩屈曲可動域を回復する。