Self­-StretchA Daily Self-Stretch Library探す →

椅子で行う フィギュア4 梨状筋ストレッチ

Seated Figure-4 Piriformis Stretch

椅子に座ったまま片足首を反対側の膝に乗せて4の字を作り、背筋を伸ばしたまま股関節から前傾して梨状筋・外旋筋群・大殿筋を伸ばす。デスクワーク中の臀部・お尻のこわばり、坐骨神経領域の張りに対する代表的なセルフストレッチ。

股関節・お尻30 秒30秒以内やさしい座位器具:chair専門家由来
椅子で行う フィギュア4 梨状筋ストレッチで主に伸びる対象部位の目安。股関節と骨盤まわりの人体模型

Muscle atlas

どこに効くか

医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 骨盤、お尻、股関節です。

殿部・股関節骨盤、お尻、股関節

target muscles

  • 梨状筋
  • 大殿筋
  • 深層外旋六筋

動作ガイド

動きの流れ

ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

体の向き右のお尻(梨状筋部)右股関節外側右膝の外側
1手順 1
手順 1の動き

手順 1

椅子の前寄りに浅く座り、両足を床に平らにつけ、背筋を立てて骨盤を起こす

Tips

  • 背もたれに寄りかからない
  • 両坐骨で均等に座る
  • 肩の力を抜く
2手順 2
手順 2の動き

手順 2

右の足首(くるぶしのやや上)を、左の膝の上に乗せ、右膝を外側へ開く

Tips

  • 足首は膝の上に置く(膝の真上から少しだけ外側)
  • 足を膝より下=すねの上に置くと靭帯ストレスになるので避ける
  • 右の足首は背屈して固定する(つま先をすねに引き寄せる)
3手順 3
手順 3の動き

手順 3

背中をまっすぐ保ったまま、股関節から(腰からではなく)ゆっくり前傾し、右のお尻の外側に伸びを感じるところで止める

Tips

  • 腰を丸めず、胸を前に運ぶイメージ
  • 両方の坐骨が椅子から浮かない範囲で前傾する
  • 強い痛みではなく心地よい伸張感のところで止める
4手順 4
手順 4の動き

手順 4

余裕があれば右手で右膝を軽く押し下げて伸張を深める

Tips

  • 反動はつけない(バウンドさせない)
  • 下肢にしびれが出たら直ちに戻す
5手順 5
手順 5の動き

手順 5

20〜30秒キープしてから戻し、反対側も同様に行う

Tips

  • 呼吸を止めない
  • 左右で硬さが違う場合は硬い側を多めに行ってよい

呼吸

前傾しながら口からゆっくり吐き、保持中も止めずに鼻呼吸を続ける。深く吐く息でお尻の外側の力みが抜けていく感覚を意識する。

回数 / 頻度

左右各2〜3回(20〜30秒ホールド × 各2〜3セット)。長時間座る環境では60〜90分ごとに1セット行うのが推奨される。

こんなときは行わない

  • 股関節置換術後の急性期(深い股関節屈曲・内転・外旋が禁忌姿勢に該当する場合)
  • 膝の急性外傷後(乗せた側の膝に痛みが出る場合)
  • 妊娠後期で股関節屈曲時に腹部圧迫が強い場合
  • 鋭い痛みやしびれが下肢に放散する場合は中止し医療者に相談

Related tools

このストレッチと相性のよい準備

PR
  • 腰痛 / 股関節・お尻 / 肩こり

    セルフケア用品を選ぶ

    股関節・腰・肩まわりのセルフケアに使う道具を、無理なく取り入れるための導線です。

    提携リンク準備中

このセクションには広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。掲載内容はストレッチの安全性と出典表示を優先し、紹介先の購入を前提にしません。

出典

6 references

このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。

  1. Piriformis Syndrome & Sciatica Relief Exercises & Stretches (Office Friendly)

    Coach Sofia Fitness (NASM Corrective Exercise Specialist / Certified Strength Coach) · en · clinic · 参照 2026-05-17

    要約引用のみ

  2. 8 Seated Sciatica Stretches for Fast Pain Relief

    Autonomous Blog · en · article · 参照 2026-05-17

    要約引用のみ

  3. Physiotherapy for Piriformis Syndrome Using Sciatic Nerve Mobilization and Piriformis Release

    Cureus (peer-reviewed) — PMC9879580 · en · academic · 参照 2026-05-17

    要約引用のみ / レビュー論文。梨状筋ストレッチが症状軽減に有効と報告(Laha et al. 2018 RCT 等を含む)

  4. The clinical features of the piriformis syndrome: a systematic review

    Eur Spine J (peer-reviewed) — PMC2997212 · en · academic · 参照 2026-05-17

    要約引用のみ / 梨状筋症候群の臨床特徴・誘発所見

  5. Relieve sciatica discomfort and tight hips with active figure 4 stretch

    Hosmer Chiropractic Health (DC) · en · clinic · 参照 2026-05-17

    要約引用のみ

  6. June Stretch of the Month — The Figure 4 Stretch

    RRC Polytech Campus Well-Being · en · article · 参照 2026-05-17

    要約引用のみ

Guides

選び方ガイド

ガイド一覧へ

関連するストレッチ

同じカテゴリ

同じ悩みのカテゴリで見比べやすいストレッチ

立位フィギュア4 股関節外旋ストレッチ(椅子の背もたれ補助)

椅子の背もたれを軽く掴んでバランスをとり、片足首を反対側の太もも前面に乗せて4の字を作った状態で、軸足側のお尻を後ろへ引きながら股関節をたたむ(部分スクワット)。立位で行うことで重力を使った受動ストレッチ+軸足側の単脚スタンス・コントロール(バランス)を同時に得られ、座位フィギュア4とは別の刺激として梨状筋・深層外旋六筋・大殿筋を伸ばす。

30 秒やさしい

梨状筋 ストレイン・カウンターストレイン セルフ・ポジショナル・リリース(腹臥位 90秒)

うつ伏せで梨状筋のテンダーポイント(圧痛点)を指で軽く触れ、患側膝を曲げて股関節を外旋+外転+わずかな伸展位に短縮させ、その点の圧痛がほぼ消える『楽な位置』で90秒間静止保持。固有受容器(筋紡錘ガンマループ)の異常発火を再設定するオステオパシー由来のセルフ手技。

4 分やさしい器具不要

マラーサナ(深いスクワット長時間保持)

足幅を肩幅よりやや広く取り、つま先を外側 30〜45 度に向けて深くしゃがみ、肘で内膝を外へ広げながら 30〜60 秒保持する。長時間のデスクワークで縮こまった股関節屈曲・外旋・外転の可動域、内転筋群、足関節背屈を一度に解放する複合姿勢。

1 分ふつう器具不要

似た部位

狙う筋肉や周辺部位が近いストレッチ

同じ時間

同じくらいの所要時間で取り組めるストレッチ