
手順 1
立位で足を腰幅に開き、骨盤を立てて軽くアブドミナル・ブレース。両腕は体側に下げ脱力する。胸郭は安定させ、肋骨フレアを避ける
Tips
- 腰反りを防ぐためコアを軽く入れる
- 頭は中立、顎は引く
- 肩甲骨だけを動かす意識を持つ
Scapular CARs (Controlled Articular Rotations)
立位で腕の介入を抑え肩甲骨だけを挙上→後退→下制→前突→挙上の順に能動的に最大可動域でゆっくり1周させ、関節capsuleと肩甲骨周囲筋を高水準の神経駆動で動員する FRC(Functional Range Conditioning)由来の日次モビリティドリル。デスクワークで固着した肩甲胸郭関節を再起動する。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 後頭部から首すじです。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

立位で足を腰幅に開き、骨盤を立てて軽くアブドミナル・ブレース。両腕は体側に下げ脱力する。胸郭は安定させ、肋骨フレアを避ける
Tips

片方の肩甲骨(右など)に意識を集中し、まず耳に向けてゆっくり最大まで挙上(elevation)。3〜4秒かけて行い、最終域で1秒静止する
Tips

挙上位置から、肩甲骨を脊柱方向へ引き寄せる(retraction)。3〜4秒かけて最大まで内転し、胸を開く。最終域で1秒静止
Tips

後退位置から、肩甲骨を腰に向かって下方向にスライドさせる(depression)。3〜4秒かけて最大まで下制し、最終域で1秒静止
Tips

下制位置から、肩甲骨を肋骨前面に沿って前方にスライド(protraction)。3〜4秒かけて最大まで前突し、最終域で1秒静止
Tips

前突位置から再び耳方向へ挙上に戻すことで1周完了。1周あたり計約12〜15秒。3〜5周を継続して同側で実施
Tips

同側を逆回し(挙上→前突→下制→後退→挙上)で3〜5周行い、その後反対側も同様に正回し・逆回し各3〜5周ずつ実施
Tips
呼吸
鼻から吸って口から吐く自然呼吸を継続。呼吸を止めない。挙上局面で吸気・下制局面で呼気を緩く合わせるとリズムが取りやすい
回数 / 頻度
正回し3〜5周+逆回し3〜5周を左右各1セット/1日1〜2セット推奨
Related tools
肩こり / 首こり / 姿勢・猫背・胸郭
肩・首・前腕・目の疲れが出やすい人向けに、姿勢と作業環境を見直すための導線です。
提携リンク準備中腰痛 / 股関節・お尻 / 肩こり
股関節・腰・肩まわりのセルフケアに使う道具を、無理なく取り入れるための導線です。
提携リンク準備中このセクションには広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。掲載内容はストレッチの安全性と出典表示を優先し、紹介先の購入を前提にしません。
このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
Joe Gambino DPT · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Move With Purpose · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Functional Anatomy Seminars (Dr. Andreo Spina) · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
The Prehab Guys · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Markow Training Systems · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Inverted Gear · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Post Competitive Insight · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
TeamBuildr Blog · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Pliability · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Guides
同じ悩みのカテゴリで見比べやすいストレッチ
ウォールエンジェル(壁を使った肩甲骨・胸椎モビリゼーション)
壁に背中・後頭部・腰・腕の裏側を密着させ、腕をW字からY字に滑らせる動的ストレッチ。胸郭を開きながら肩甲骨を後傾・下制させ、デスクワークで丸まった胸椎と前傾した肩甲帯をリセットする。
プローン・コブラ(うつ伏せ等尺性背筋強化)
うつ伏せで腕を体側に置き、両手のひらを天井に向けて親指を上に回旋(肩外旋)させながら胸を10cm程度床から持ち上げ、肩甲骨を後傾・下制させて10秒間保持する能動的等尺性エクササイズ。重力を負荷として僧帽筋下部・中部・菱形筋・脊柱起立筋上部・頸椎深層伸筋群を同時に活性化し、デスクワークで弱化したこれらの『姿勢保持筋』を強化してフォワードヘッドポスチャー(FHP)と猫背を構造的に改善する。
サイドライイング・オープンブック(側臥位 胸椎回旋)
横向きに寝て股関節・膝を90度に曲げた『胎児型』で腰椎をロックしたまま、上側の腕を半円を描くように開いて胸椎の回旋可動域と大胸筋・前胸部のストレッチを同時に得る、デスクワーカー定番の胸椎モビリティドリル。
狙う筋肉や周辺部位が近いストレッチ
バンドプルアパート(レジスタンスバンドで肩甲骨を寄せる)
立位で軽いレジスタンスバンドを胸の高さで両手に持ち、肘を伸ばしたまま左右に引き離して肩甲骨を寄せる、僧帽筋中部・菱形筋・後部三角筋を能動的に強化する動作。長時間のデスクワークで弱化しやすい肩甲骨内転筋群を低負荷・高頻度で活性化し、巻き肩姿勢の代償を補う。
ウォール プッシュアッププラス(前鋸筋プロトラクション活性化)
立位で壁に向かって肘を伸ばしたまま、肩甲骨を最大限に前方へ滑らせる(プロトラクション)クローズドキネティックチェーン運動。前鋸筋を選択的に活性化し、上部僧帽筋の代償を抑えながら、巻き肩・猫背・翼状肩甲(winging)の改善に働きかける。腕立て伏せの『プラス』フェーズだけを壁で行う負荷軽減バリエーション。
肩すくめ&肩回し 動的ウォームアップ(前回し×後ろ回し)
立位または椅子座位で、両肩を最大限に「すくめる→後方に引く→下げる→前に出す」を 1 周として円軌道で連続的に回す動的モビリティドリル。デスクワーク 1 時間ごとの小休止に最適で、僧帽筋上部・肩甲挙筋・菱形筋・三角筋を動的に駆動して血流を促進し、静的ストレッチ前のウォームアップとしても機能する。
同じくらいの所要時間で取り組めるストレッチ