
手順 1
ヨガマットや床にうつ伏せになり、両脚を肩幅にまっすぐ伸ばす。額を床(またはマット)につけて頸椎をニュートラルに保つ。両腕は体側に沿わせ、手のひらは下向き(パーム・ダウン)から開始する
Tips
- 額を床につけ、首を反って前を見ない(頸椎過伸展を防ぐ)
- 脚は腰幅、つま先は伸ばすか床につけてリラックス
- おでこの下に薄いタオルを敷いてもよい
Prone Cobra (Isometric Back Extension)
うつ伏せで腕を体側に置き、両手のひらを天井に向けて親指を上に回旋(肩外旋)させながら胸を10cm程度床から持ち上げ、肩甲骨を後傾・下制させて10秒間保持する能動的等尺性エクササイズ。重力を負荷として僧帽筋下部・中部・菱形筋・脊柱起立筋上部・頸椎深層伸筋群を同時に活性化し、デスクワークで弱化したこれらの『姿勢保持筋』を強化してフォワードヘッドポスチャー(FHP)と猫背を構造的に改善する。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 後頭部から首すじです。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

ヨガマットや床にうつ伏せになり、両脚を肩幅にまっすぐ伸ばす。額を床(またはマット)につけて頸椎をニュートラルに保つ。両腕は体側に沿わせ、手のひらは下向き(パーム・ダウン)から開始する
Tips

息を吸いながら下腹部(腹横筋)をわずかに引き込んで腰椎を保護する。同時に殿筋をごく軽く締め、骨盤を中間位に保つ準備をする。これが本エクササイズの『プレ・テンション』であり、腰椎過伸展で代償しないための必須ステップ
Tips

息を吐きながら、両手のひらを天井方向にゆっくり回旋させて親指を上に向ける(前腕の外旋=肩関節の外旋)。同時に肩甲骨を後ろ(背骨方向)と下(お尻方向)に滑らせ、肩を耳から遠ざける(肩甲骨の後傾・下制・内転)。この時点では胸はまだ床についていてよい
Tips

肩甲骨の後傾・下制を保ったまま、胸を床から10cm程度ゆっくり持ち上げる。同時に両手も床から1〜2cmだけ浮かせる。視線は床(マット)の1点に固定し、顎は軽く引いた状態(チンタック)を保つ。腰椎を反るのではなく、胸椎を伸展させる意識を持つ
Tips

この姿勢(胸挙上+肩甲骨後傾・下制+親指天井+顎軽く引く)を10秒間保持する。保持中は息を止めず、ゆっくり鼻から吸って口から吐く自然呼吸を続ける。10秒経過したら息を吸いながらゆっくり胸と手を床に戻し、両手のひらを下向きに戻して全身をリラックスさせる
Tips

20秒休憩したら次の繰り返しへ。10秒保持 × 10 回 = 1 セット、計 3 セットを目安に実施。痛みなく余裕がある場合は徐々に保持時間を 15→20 秒に延ばす。
Tips
呼吸
ステップ 2 で吸って腹圧を準備、ステップ 3 で吐きながら肩甲骨を下げ、ステップ 4 で挙上 → 保持中は『鼻から吸って口から吐く』自然呼吸を継続。息を止めない(バルサルバで血圧上昇を避ける)。戻すときは吸いながら
回数 / 頻度
10 秒保持 × 10 回 × 3 セット(セット間休憩 20 秒)、週 3 回 × 4 週間(Hwangbo 2020 RCT プロトコル)
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このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
Hwangbo G et al. (Medical Science Monitor 2020) / PMC · en · academic · 参照 2026-05-17
PMC Open Access — 要約引用のみ
Yoo WG (Journal of Back and Musculoskeletal Rehabilitation 2021) / PMC · en · academic · 参照 2026-05-17
PMC Open Access — 要約引用のみ
Kim JS et al. (Journal of Physical Therapy Science 2018) / PMC · en · academic · 参照 2026-05-17
PMC Open Access — 要約引用のみ
Jung KS, In TS, Cho HY (PM&R 2015) / PubMed · en · academic · 参照 2026-05-17
PubMed Abstract — 要約引用のみ
Simply Physical Therapy (DPT 監修) · en · clinic · 参照 2026-05-17
要約引用のみ
NASM (National Academy of Sports Medicine) · en · article · 参照 2026-05-17
要約引用のみ
Posture Direct (Mark Wong, Physiotherapist) · en · clinic · 参照 2026-05-17
要約引用のみ
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