
手順 1
壁の横に立ち、伸ばしたい側(例:右股関節外側)を壁から遠い側に位置させる。左手を壁に添えてバランスを取る。
Tips
- 壁との距離は腕長の3分の2程度(約40〜50 cm)
- 両足は腰幅、つま先はまっすぐ前
- 肩の力を抜く
Standing Iliotibial Band Cross-Leg Side Bend Stretch
立位で片足を反対側の後ろにクロスし、骨盤を伸ばす側へ押し出しつつ上体を反対側に側屈することで、大腿筋膜張筋(TFL)・腸脛靭帯(ITB)・中殿筋外側線維にテンションをかけるセルフストレッチ。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 骨盤、お尻、股関節です。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

壁の横に立ち、伸ばしたい側(例:右股関節外側)を壁から遠い側に位置させる。左手を壁に添えてバランスを取る。
Tips

伸ばしたい側の足(右足)を、もう一方の足(左足)の真後ろにクロスさせて置く。右つま先は左足の外側、左つま先の延長線より少し外に着く。
Tips

息を吐きながら右の骨盤を壁から離れる外側(右方向)へゆっくり押し出すように体重移動する。同時に上体を壁側(左側)にゆっくり側屈させる。
Tips

右の股関節を内旋方向(右つま先を内に向ける感覚)に軽く意識すると TFL 本体への伸長効果が高まる。気持ちよく伸びる位置で 30 秒静止する。
Tips

ゆっくり上体を起こし、足のクロスをほどく。反対側も同手順で実施する。
Tips
呼吸
ストレッチ位で息を止めず、鼻から3〜4秒かけて吸い、口から4〜5秒かけて吐く。吐く息のたびに伸ばしたい側の腰外側の力を抜くイメージ。
回数 / 頻度
左右各 30 秒 × 2〜3 セット(合計 1 分半〜2 分/側)。Harvard Health 推奨は20秒×3〜4回、Cleveland Clinic 推奨は30秒×5回、京都平川接骨院推奨は20秒×2〜3セット。最低でも左右各 3 セットを 1 日 1〜2 回。
Related tools
腰痛 / 股関節・お尻 / 肩こり
股関節・腰・肩まわりのセルフケアに使う道具を、無理なく取り入れるための導線です。
提携リンク準備中このセクションには広告・アフィリエイトリンクを含む場合があります。掲載内容はストレッチの安全性と出典表示を優先し、紹介先の購入を前提にしません。
このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
Cleveland Clinic / Health Essentials · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Harvard Health Publishing · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Human Kinetics · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Princeton Orthopaedic Associates · en · clinic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
STROKE LAB(脳卒中・神経系専門理学療法士監修) · ja · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Guides
同じ悩みのカテゴリで見比べやすいストレッチ
ハーフニーリング 股関節屈筋(腸腰筋)ストレッチ
片膝立ち(前足は90度の踏み込み、後ろ足は膝を床に)になり、お尻に力を入れて骨盤を後傾させた状態で体重をわずかに前へ移し、後ろ脚側の股関節前面(腸腰筋・大腿直筋)を伸ばす。長時間座位で硬くなりがちな股関節前面に対する、臨床現場で最も標準的なセルフストレッチ。
カウチストレッチ(足甲を壁/ソファに上げる腸腰筋・大腿四頭筋同時伸長)
片膝立ちで後ろ脚の足甲を壁またはソファに乗せ、骨盤を後傾→前方スライドさせて腸腰筋と大腿直筋を同時に深く伸長する自宅向け深層ヒップフレクサーストレッチ。
殿筋群セルフ筋膜リリース(マッサージボール4ポジション)
ラクロスボールまたはテニスボールを使い、仰臥位/椅子座位/壁立位/側臥位の4ポジションで大殿筋・中殿筋・梨状筋・大腿筋膜張筋のトリガーポイントを30〜60秒持続圧迫するセルフ筋膜リリース。デスクワークで硬化した殿筋深層を狙う。
仰臥位 シングル膝抱えストレッチ
床またはマットに仰向けに寝て、片膝を両手で抱え込み胸に近づけることで、大殿筋と腰部後面(脊柱起立筋下部・腰仙筋膜)を同時に伸ばす。腰椎を屈曲させて椎間関節を開大し、長時間座位による腰部後面のこわばりを緩和する古典的フレクション系セルフストレッチ。Williams Flexion Exercise の中核種目として臨床で広く処方される。
狙う筋肉や周辺部位が近いストレッチ
立位レッグスイング(前後+左右ペンデュラム)
壁や椅子の背に片手を添えた片脚立位で、伸ばし気味の遊脚を振り子のように前後(屈曲↔伸展)と左右(内転↔外転)にリズミカルにスイングし、股関節屈筋・伸筋・内外転筋を能動的にダイナミックレンジ内で温める運動前ウォームアップ向けのアクティブモビリティドリル。
うつ伏せ大腿直筋ストラップストレッチ(骨盤前傾解除)
うつ伏せでストラップ/タオルを足首にかけて踵を臀部に引き寄せ、二関節筋である大腿直筋を最大伸長させて骨盤前傾を解除し、腰椎の代償的前弯(過伸展)を直接ゆるめる。下位交差症候群(lower crossed syndrome)の中核アプローチ。
同じくらいの所要時間で取り組めるストレッチ
椅子で行う フィギュア4 梨状筋ストレッチ
椅子に座ったまま片足首を反対側の膝に乗せて4の字を作り、背筋を伸ばしたまま股関節から前傾して梨状筋・外旋筋群・大殿筋を伸ばす。デスクワーク中の臀部・お尻のこわばり、坐骨神経領域の張りに対する代表的なセルフストレッチ。
立位フィギュア4 股関節外旋ストレッチ(椅子の背もたれ補助)
椅子の背もたれを軽く掴んでバランスをとり、片足首を反対側の太もも前面に乗せて4の字を作った状態で、軸足側のお尻を後ろへ引きながら股関節をたたむ(部分スクワット)。立位で行うことで重力を使った受動ストレッチ+軸足側の単脚スタンス・コントロール(バランス)を同時に得られ、座位フィギュア4とは別の刺激として梨状筋・深層外旋六筋・大殿筋を伸ばす。