
手順 1
背もたれの上端が肩甲骨の中央〜下角の高さ(中胸椎 T6〜T8 付近)にある椅子を選ぶ。背もたれが首や頭まで届くハイバックは不可。
Tips
- 背もたれが胸椎の中央に当たることが最重要
- 背もたれが高いと支点が首になり頸椎に伸展負荷が集中する
- クッション性は薄めの方が支点が明確になる
Thoracic Extension Over a Chair (Seated Thoracic Extension Stretch)
椅子の背もたれの上端を中胸椎の高さに当て、両手を頭の後ろで組んだまま上体を後ろへ反らせ、背もたれを支点にして胸椎をピンポイントで伸展させる座位ストレッチ。腰椎を反らせず、固まりやすい中部〜上部胸椎(T4〜T8 付近)の伸展モビリティだけを取り戻すことを狙う。長時間のデスクワークで前傾固定された胸椎後弯・前肩・前頭位を、座ったまま 30 秒で巻き戻せる。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 背中、腰、腹部です。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

背もたれの上端が肩甲骨の中央〜下角の高さ(中胸椎 T6〜T8 付近)にある椅子を選ぶ。背もたれが首や頭まで届くハイバックは不可。
Tips

椅子に深く座り直し、両足を床にしっかり付け、坐骨で座面を踏むように骨盤を立てる。お尻を椅子の最奥に密着させる。
Tips

両手を頭の後ろで軽く組み、肘を真横へ開く(耳の横より少し前)。指を強く組まず手のひらを頭の後頭部にそっと添える。
Tips

息を吸いながら胸を上方向に伸ばし、背もたれの上端を支点として上体だけをゆっくり後方へ反らせる。視線は天井ではなく、斜め前上 45度程度に保つ。
Tips

反らせきった位置で 3〜5 秒静止、ゆっくり鼻から息を吐きながらスタート位置に戻す。
Tips

8〜12 回を 1 セットとし、1〜2 セット行う。または最大伸展位で 20〜30 秒キープする静的版を 2〜3 回繰り返す方法でも可。
Tips
呼吸
反らせるときに鼻から大きく吸い(胸郭を上方向に膨らませる感覚)、戻すときに口または鼻からゆっくり吐く。決して息を止めない。
回数 / 頻度
動的版:8〜12 回 × 1〜2 セット/静的版:20〜30 秒 × 2〜3 回。1 日 3〜5 セット(仕事の合間に分散して可)。
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Kim DH, et al. / PMC (Journal of Back and Musculoskeletal Rehabilitation, 2021) · en · academic · 参照 2026-05-17
要約引用のみ
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