
手順 1
仰向けに寝て、膝を立てる。後頭部の下に薄く畳んだフェイスタオルを差し込み、額と顎が床と水平になる『頸椎ニュートラル位』を作る(顎が天井に向きすぎないこと)。
Tips
- 額と顎は同じ高さ
- 後頭部はタオルに軽く乗せるだけで離さない
- 舌を上顎に当てると顎二腹筋など顎下の代償筋を抑制できる
Deep Neck Flexor Training via Cranio-Cervical Flexion (CCFT)
仰臥位で後頭部下にタオル(または血圧計マンシェット)を挟み、「うなずき」動作で頸長筋・頭長筋などの深部屈筋を選択的に活性化する。胸鎖乳突筋・斜角筋の代償を回避しながら 22→24→26→28→30 mmHg を 10 秒ずつ段階的に保持する協調トレーニング。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 後頭部から首すじです。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

仰向けに寝て、膝を立てる。後頭部の下に薄く畳んだフェイスタオルを差し込み、額と顎が床と水平になる『頸椎ニュートラル位』を作る(顎が天井に向きすぎないこと)。
Tips

舌は上顎の前歯裏に軽く当て、上下の歯は離し、唇だけ閉じる。腹式呼吸でリラックスしながら、首の前面で鎖骨上のくぼみに人差し指を当て、胸鎖乳突筋の盛り上がりを自分で触知できる準備をする。
Tips

後頭部をタオルから持ち上げず、「はい」と返事するように顎をのど元方向へ約 2 cm だけ静かに引く(うなずき動作 / cranio-cervical flexion)。頸椎全体をめくり上げるのではなく、頭蓋骨だけが環椎の上で前へ転がるイメージ。
Tips

そのうなずき幅で 10 秒静かに呼吸を続けながら保持し、ゆっくり元に戻して 10 秒休む。これを 10 回 1 セットとして、合計 3 セット行う(セット間は 1〜2 分休む)。痛みなくできたらうなずき幅を 4 cm まで段階的に増やす(Physiopedia プロトコル準拠)。
Tips

(応用)家庭用血圧計マンシェットがあれば、空気袋を後頭部の下に置き 20 mmHg まで膨らませて土台にする。うなずきで 22 mmHg まで上げて 10 秒保持→戻す。これを 22 → 24 → 26 → 28 → 30 mmHg と 2 mmHg ずつ 5 段階、各 10 秒×10 回行う(Jull プロトコル)。
Tips

終了後は仰向けのまま膝を抱えて腰を緩め、ゆっくり横向きから起き上がる。首前面に強い疲労感が残るのは正常だが、頭痛・めまい・しびれが出た場合は次回までトレーニングを中止し、必要に応じて医療者へ相談する。
Tips
呼吸
終始ゆっくりとした腹式呼吸を続ける。保持中も息を止めない(バルサルバ回避)。1 回の保持につき呼吸 2〜3 サイクルが入る速さが目安。
回数 / 頻度
10 秒保持 × 10 回 × 3 セット、週 4 日 × 4 週間(Iqbal 2013, Lee 2015 プロトコル)。応用版は 22/24/26/28/30 mmHg の 5 段階を各 10 秒×10 回(Jull オリジナルプロトコル)。
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Jull G, Trott P, Potter H, et al. · en · academic · 参照 2026-05-17
アブストラクト要約のみ
Iqbal ZA et al. / J Phys Ther Sci · en · academic · 参照 2026-05-17
オープンアクセス要点引用
Lee MH et al. / J Phys Ther Sci · en · academic · 参照 2026-05-17
オープンアクセス要点引用
Areeudomwong P, Buttagat V / Musculoskelet Sci Pract · en · academic · 参照 2026-05-17
アブストラクト要約のみ
J Family Med Prim Care · en · academic · 参照 2026-05-17
オープンアクセス要点引用
Alghadir AH et al. / BioMed Research International · en · academic · 参照 2026-05-17
オープンアクセス要点引用
PMC / J Phys Ther Sci · en · academic · 参照 2026-05-17
信頼性データの要点引用
JOSPT · en · academic · 参照 2026-05-17
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