
手順 1
椅子に深く腰掛け、両足を床にしっかり着け、骨盤を立て胸郭を軽く持ち上げる。視線は水平、軽く chin-tuck(顎を引く)して頭部を耳が肩の真上に来る位置に整える。
Tips
- 足裏全体を接地
- 顎を軽く引く
- 肩はリラックスして下げる
Cervical Lateral Glide Self-Mobilization with Towel (for Cervicobrachial Pain)
椅子座位で柔らかいタオルを下位頸椎(C5〜C6 レベル)の後外側にかけ、頭部と肩は正面のまま、症状側と反対方向へタオルでわずか〜数ミリの並進(ラテラルグライド)をゆっくり加える Mulligan Concept 由来のセルフ関節モビライゼーション。回旋でも側屈でもない『純粋な水平並進』で椎間孔を一時的に拡張し、神経根周囲組織のすべり性と頸椎セグメントの可動性を回復させる、頸腕症候群(cervicobrachial pain / 頚椎症性神経根症)向けの自助プロトコル。SNAG(小関節面に沿った頭側スライド)や回旋 PNF とは独立した『横方向 facet 並進+神経根減圧』軸。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 後頭部から首すじです。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

椅子に深く腰掛け、両足を床にしっかり着け、骨盤を立て胸郭を軽く持ち上げる。視線は水平、軽く chin-tuck(顎を引く)して頭部を耳が肩の真上に来る位置に整える。
Tips

細長く折ったフェイスタオルを準備し、首の後外側(症状側の C5〜C6 高さ=のど仏より少し下のレベル)の皮膚に当てる。タオルの両端は症状側と反対の手で持ち、症状側と反対方向へ斜め前下方に引き出せる位置に構える。
Tips

頭部と顔面を完全に正面に固定したまま、タオルでごく軽い水平方向の引きを加え、頸椎を症状側と反対方向へ数ミリだけ並進(lateral glide)させる。視覚的に頭が傾かない・回らないことを鏡または窓ガラスで確認する。
Tips

症状が悪化しない範囲で 5〜10 秒保持し、ゆっくり中心に戻す。1 セット 10〜15 回反復する。途中で症状側の手指のしびれや放散痛が増えたら直ちに中止し、グライド量・タオル位置・引く方向を再調整する。
Tips

終了後に肩を 2〜3 回回旋させ、首をゆっくり回して可動範囲・しびれの変化を確認する。1 日に 2〜3 回まで実施可。症状が変わらない/悪化する場合はラテラルグライドの自助は中止し、有資格者(理学療法士・医師)の評価を受ける。
Tips
呼吸
並進をかける時にゆっくり鼻から吸い、保持中は鼻からゆっくり吐き続ける。息を止めない(Valsalva は椎骨動脈への圧上昇を増やすため禁忌)。
回数 / 頻度
10〜15 回 / セット、1〜2 セット、1 日 2〜3 回まで
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Coppieters MW, Stappaerts KH et al. (JOSPT 2003) · en · academic · 参照 2026-05-18
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JOSPT (Journal of Orthopaedic & Sports Physical Therapy) · en · academic · 参照 2026-05-18
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Rodríguez-Sanz J et al. (Pain Medicine 2017) · en · academic · 参照 2026-05-18
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Oxford Academic - Pain Medicine · en · academic · 参照 2026-05-18
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International Journal of Medical Sciences · en · academic · 参照 2026-05-18
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Scientific Research Publishing · en · academic · 参照 2026-05-18
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Physiopedia · en · article · 参照 2026-05-18
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Coppieters & Stappaerts (Semantic Scholar) · en · academic · 参照 2026-05-18
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ResearchGate (Coppieters 2003 reprint) · en · academic · 参照 2026-05-18
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