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後頸部 屈曲ストレッチ(両手後頭部組み・顎引き+頸椎屈曲)

Posterior Cervical Flexion Stretch with Hands Clasped Behind Head

両手を後頭部で組み、顎を引きながら頭を前にゆっくり倒して後頸部の伸筋群(頭半棘筋・頭板状筋など)を両側同時に伸ばす、座位1分以内のセルフストレッチ。

首こり30 秒30秒以内やさしい座位器具不要専門家由来
後頸部 屈曲ストレッチ(両手後頭部組み・顎引き+頸椎屈曲)で主に伸びる対象部位の目安。首・肩まわりの人体模型

Muscle atlas

どこに効くか

医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 後頭部から首すじです。

首・後頭部後頭部から首すじ
その他関節、神経、筋膜など

target muscles

  • 頭半棘筋
  • 頸半棘筋
  • 頭板状筋
  • 僧帽筋上部(補助的)

動作ガイド

動きの流れ

ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

体の向き後頭部から首の付け根(後頸部中央)顎下の引き込み肩甲骨下制
1手順 1
手順 1の動き

手順 1

椅子に深く腰掛け、骨盤を立てて背すじを伸ばす。両足は床にしっかりつける。

Tips

  • 骨盤後傾を避ける
  • 肩はリラックスして下げる
2手順 2
手順 2の動き

手順 2

両手の指を組み、頭頂部のやや後ろ(後頭部)に軽く乗せる。肘は前方に自然に下げる。

Tips

  • 首を引っ張るのではなく、手は『重りを乗せる』程度
  • 肘を上げすぎない
3手順 3
手順 3の動き

手順 3

まず軽く顎を引いて(chin-in)、上位頸椎を中間位にする。視線は床のやや前方へ。

Tips

  • 顎を引くと上位頸椎の過伸展を防げ、深部の頭半棘筋・頭板状筋まで伸びる
  • 首を縮めず、頭頂を後ろに引くイメージ
4手順 4
手順 4の動き

手順 4

息を吐きながら、両腕の重さだけで頭を前へゆっくり倒し、顎を胸に近づける。後頸部の中央〜深部に伸び感が出るところで止める。

Tips

  • 手の力で押し下げない(最初は腕の自重のみ)
  • 反動を絶対につけない
  • 肩がすくまないよう肩甲骨を下げ続ける
5手順 5
手順 5の動き

手順 5

その位置で 20〜30 秒、ゆっくり鼻で吸って口から吐く呼吸を続けながらキープする。

Tips

  • 息を止めない
  • 痛気持ちいい強度(NRS 3/10 以下)を超えない
6手順 6
手順 6の動き

手順 6

さらに伸ばす場合は、両手の指で後頭部をごく軽く下方向へ押してオーバープレッシャーを加える(押す力は卵を握る程度)。

Tips

  • 押すのは2〜3 mm の追加変位を目安に
  • 鋭い痛み・上肢のしびれ・眩暈が出たら即中止
7手順 7
手順 7の動き

手順 7

息を吸いながらゆっくり頭を起こし、開始姿勢に戻る。30 秒前後の休息を挟んで 2〜3 回繰り返す。

Tips

  • 最後に首を後ろへ反らせず、まずニュートラルに戻す

呼吸

鼻から吸って口から長く吐く。伸ばしている間は息を止めない。吐く息に合わせて少しずつ伸び感を深めるが、深呼吸の反動で勢いをつけない。

回数 / 頻度

20〜30 秒キープ × 2〜3 回。1〜2 時間ごとのデスク休憩で 1 セットずつ取り入れるとよい。

こんなときは行わない

  • 頸椎ヘルニア・頸髄症の急性期
  • 頸椎の手術歴がある急性回復期
  • 屈曲で上肢への放散痛・しびれが誘発される場合(即中止し医療機関へ)
  • 椎骨脳底動脈不全(VBI)疑い症状(眩暈・複視・嚥下障害)が出現した場合は直ちに中止
  • 上位頸椎の過伸展で目眩が出やすい人は最初の数秒は両腕の重さのみで段階的に行う

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出典

6 references

このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。

  1. 【医師監修】デスクワークの合間にできる姿勢改善ストレッチ(首伸ばしストレッチ)

    森整形外科リハビリクリニック(監修:整形外科医 森裕展) · ja · clinic · 参照 2026-05-18

    要約引用のみ

  2. 頭板状筋の機能と治療|触診・ストレッチ・トリガーポイントを臨床解説

    リハトラ(運営:理学療法士 中尾浩之) · ja · clinic · 参照 2026-05-18

    要約引用のみ

  3. 頭板状筋のほぐし方|首こり・頭痛に効くセルフケア&ストレッチ解説

    さかぐち整骨院(柔道整復師運営) · ja · clinic · 参照 2026-05-18

    要約引用のみ

  4. Semispinalis capitis: Anatomy, innervation, action

    Kenhub · en · article · 参照 2026-05-18

    anatomical reference

  5. Two Treatment Exercises for Cervicogenic Headache Pain (Chin Tuck & Side Head Tilts)

    Armor Physical Therapy · en · clinic · 参照 2026-05-18

    要約引用のみ

  6. Anatomy, Head and Neck, Neck Movements - StatPearls

    NCBI Bookshelf (StatPearls) · en · academic · 参照 2026-05-18

    open-access academic reference

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