
手順 1
うつ伏せになり、両肘を肩の少し前について上体を軽く起こす(スフィンクス支持)。リリースしたい側のへそと腰骨(上前腸骨棘・ASIS)を結んだ線の中点、腹直筋の外縁を指で軽く触れて目印にする。
Tips
- 体の中央ではなく、へその5〜7cm外側
- ASIS(腰骨の出っ張り)と臍を結んだラインの内側1/3
- 首はリラックス、顎を軽く引く
Iliopsoas Self-Myofascial Release with Ball — Prone Position
うつ伏せでテニスボールまたはマッサージボールをへそと腰骨を結んだ線の中点(腹直筋外縁~腸骨翼内側)に置き、両肘で体重をコントロールしながら腸腰筋(大腰筋+腸骨筋)に持続圧をかけるセルフ筋膜リリース。深部に位置する腸腰筋は『手でほぐしにくい』ため、自重と床の間にボールを挟む本手技で間接的にアクセスする。1点15〜30秒の静的圧迫を1〜2点ずつ、呼吸に合わせて行い、デスクワーク・長時間座位による股関節屈筋短縮、骨盤前傾、腰椎前彎、慢性腰痛を緩和する。Bordoni 2022 RCTで横隔膜+腸腰筋複合MFRが慢性腰痛のPain・ODIを有意改善することが示されている(複合介入のため本件単独はclinician-cited)。

Muscle atlas
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 背中、腰、腹部です。
target muscles
動作ガイド
ここでは、体の向き・支点・力を抜く位置を手順に沿って確認します。

うつ伏せになり、両肘を肩の少し前について上体を軽く起こす(スフィンクス支持)。リリースしたい側のへそと腰骨(上前腸骨棘・ASIS)を結んだ線の中点、腹直筋の外縁を指で軽く触れて目印にする。
Tips

テニスボールまたはマッサージボール(直径6〜7cm、硬さ中程度)を目印の位置に置き、ボールの上に体をゆっくり下ろす。最初は前腕でしっかり支え、体重の20〜30%だけボールに乗せる。
Tips

鼻から5秒吸って口から7秒吐く深呼吸を3〜5回。吐く息に合わせて前腕の支えを少しゆるめ、体重をボールに預ける比率を30→50%へ徐々に増やす。腸腰筋の硬結(こうけつ)に触れる感覚を探る。
Tips

最も張りを感じる1点で15〜30秒間、動かずに持続圧をかける(trigger point pressure release)。緩んできたら、リリース側の脚を伸ばしたまま床から5〜10cm持ち上げ、5秒キープ→脱力を3〜5回繰り返すと腸腰筋の収縮-弛緩リリース(CR)が促進される。
Tips

1点目が緩んだら、ボールを2〜3cmずらして次の硬結に移り、同様に15〜30秒×1〜2点行う。総時間は片側1〜1.5分以内に留める(深部組織への過刺激回避)。
Tips

ボールを外し、四つ這いになって背中をネコ-牛のように3〜5回動かして血流を促す。立ち上がってその場で骨盤前後傾を10回ゆっくり行い、変化を感じる。反対側も同様に1〜1.5分実施する。
Tips
呼吸
圧をかけている間は鼻から5秒吸って口から7秒吐く深呼吸を継続。吐く息に合わせて圧をわずかに深め、横隔膜の下降と腸腰筋の弛緩を同期させる。息を止めると交感神経優位になり筋緊張が抜けない。
回数 / 頻度
左右各1〜1.5分(持続圧15〜30秒×1〜2点)、週3〜5回、就寝前または座位の長い日の終わりに推奨
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Bordoni B, et al. Journal of Bodywork and Movement Therapies. 2022 · en · peer-reviewed-research · 参照 2026-05-18
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Skinner B, et al. IJERPH. 2022;19(1):457 · en · peer-reviewed-research · 参照 2026-05-18
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足うら屋(整体院・札幌東区) · ja · article · 参照 2026-05-18
ja出典、整体師による腸腰筋セルフケア総合ガイド
Tarzan Web(マガジンハウス) · ja · article · 参照 2026-05-18
ja出典、popular誌、腸腰筋セルフチェックと整える手技
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