首・後頭部
2 items首すじ、後頭部、首の深層筋
- 下部僧帽筋
- 中部僧帽筋
Prone Y-T-W Scapular Stabilization
床にうつ伏せになり、腕で Y・T・W の 3 形を作って肩甲骨を内転・下制方向に能動的に引き寄せることで、下部僧帽筋・中部僧帽筋・菱形筋を等尺性に筋力強化する、巻き肩・猫背・PC ワーカーの hunched posture 矯正向け能動的スタビライゼーション・エクササイズ。
対象の症状
主に伸びる筋肉
肩甲骨を下げて安定させる、姿勢の要。
肩甲骨を背骨側に引き寄せる中層筋。
肩甲骨を背骨側に引き寄せる。猫背で弱くなりやすい。
肋骨と肩甲骨を繋ぐ。肩甲骨の上方回旋に必須。
回旋筋腱板の1つ。腕を外側にひねる。
筋肉解説の出典: docs/glossary.md §2

Anatomy preview
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 肩、胸、肩甲骨まわりです。
target muscles
Muscle atlas
筋肉名を部位ごとに整理した簡易マップです。痛みの診断ではなく、動かす方向と意識する場所を確認するための目安として使います。
ハイライトは主な対象部位の概略です
首すじ、後頭部、首の深層筋
肩、胸、肩甲骨まわり
Motion guide
うつ伏せで両腕を Y(135 度・親指天井)、T(90 度・親指天井)、W(肘 90 度屈曲・親指天井)の 3 形に取り、肩甲骨を内転+下制方向に引き寄せて腕を床から軽く浮かせている姿勢
うつ伏せ、腕は体側、額はマット、腰は反らずニュートラル骨盤
両腕を約 135 度に開き親指を天井向き、腕を床から 5〜10cm 浮かせ肩甲骨を斜め下方向に引く
両腕を 90 度外転(真横)、親指を天井向き、肩甲骨を脊柱方向に引き寄せて腕を浮かせる
肘 90 度屈曲、上腕は 45〜60 度外転、親指は天井向き、前腕は床と平行、肩甲骨を内転+下制し肘と手の甲を浮かせる
上部僧帽筋で腕を持ち上げ、肩が耳に近づき首が短くなった代償パターン(赤マーク)
腰椎を反らして腕の高さを稼ぐ代償パターン(赤マーク)
ヨガマットの上にうつ伏せになる。額をマットに軽く乗せるかタオルを挟む。両足は腰幅に開きつま先はマットに軽く触れる程度。腹部を軽く引き締め、骨盤をやや後傾させて腰椎を反らせない姿勢を作る。
【Y のポジション】両腕を頭の方向に約 135 度(バンザイより少し外側)に伸ばし、親指を天井に向けて回外する。肘は伸ばしたまま、肩甲骨を斜め下方向(背骨と仙骨の方向)に引き寄せながら腕を床から 5〜10cm 持ち上げる。
Y の姿勢で 5〜10 秒キープする。息は止めずゆっくり呼吸を続ける。下部僧帽筋(背中の中央〜やや下)に力が入っている感覚を確認する。
息を吐きながらコントロールして腕を床に戻し、2〜3 秒脱力する。
【T のポジション】両腕を真横に肩の高さ(約 90 度外転)に開き、親指を天井に向けて回外する。肘は伸ばしたまま、左右の肩甲骨を背骨に向かって引き寄せながら腕を床から 5〜10cm 持ち上げる。5〜10 秒キープし、コントロールして戻す。
【W のポジション】肘を約 90 度に曲げ、上腕は肩の高さで体側から 45〜60 度外転、前腕は床と平行に手のひら親指を天井に向ける(腕で W の字を作る)。肩甲骨を背骨方向に引き寄せ下制しながら、肘と手の甲を床から 5〜10cm 持ち上げる。5〜10 秒キープし、コントロールして戻す。
Y → T → W を 1 ラウンドとして 3 セット繰り返す。慣れたら各ポジションで 10〜12 回反復する版(10 秒ホールド 1 回ずつではなく 2〜3 秒ホールドを 10〜12 回繰り返す)に切り替えてもよい。週 2〜3 日、可能なら 1 日 2 回(朝・夜)。
呼吸
ホールド中は止めず自然呼吸。腕を上げる局面で息を吐く(腹圧を保ち腰椎の反りを抑える)。
回数 / 頻度
Y / T / W 各 5〜10 秒ホールド × 5 回 を 1 ラウンドとし、3 ラウンド。または各ポジション 10〜12 回 × 2〜3 セット。週 2〜3 日、朝夜の 2 回が理想。
このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
ACE Fitness (American Council on Exercise) · en · clinic · 参照 2026-05-17
要約引用のみ
Transform Chiropractic (DC 監修) · en · clinic · 参照 2026-05-17
要約引用のみ
Maristow Chiropractic (DC 監修配布物) · en · clinic · 参照 2026-05-17
要約引用のみ
Cools AM, Witvrouw EE, Declercq GA, Danneels LA, Cambier DC. JOSPT 2003;33(5):247-258 · en · academic · 参照 2026-05-17
査読論文・要約引用のみ
Schory A et al. Int J Sports Phys Ther / PMC2953285 · en · academic · 参照 2026-05-17
査読論文・要約引用のみ
PMC10065112 (J Phys Ther Sci / 関連 RCT 2023) · en · academic · 参照 2026-05-17
査読 RCT・要約引用のみ
Castelein B et al. PMC4886800 (Int J Sports Phys Ther 2016) · en · academic · 参照 2026-05-17
査読論文・要約引用のみ
Healthline (PT 監修・一般向け解説) · en · article · 参照 2026-05-17
要約引用のみ
肩甲骨ウォールスライド(前鋸筋・下部僧帽筋ダイナミック活性化)
壁に背中・骨盤・後頭部・両前腕を密着させた状態で、前腕を壁に押し付けながら頭上方向へスライドさせ、肩甲骨の上方回旋+後傾+上方傾斜を能動的に作り出し、90 度以上の挙上域で前鋸筋および下部僧帽筋を高活動させるダイナミック肩甲胸郭スタビライゼーション・エクササイズ。下方回旋症候群(SDR)・巻き肩・肩峰下インピンジメントの肩甲運動学的代償を再教育する目的で用いる。
バンドプルアパート(レジスタンスバンドで肩甲骨を寄せる)
立位で軽いレジスタンスバンドを胸の高さで両手に持ち、肘を伸ばしたまま左右に引き離して肩甲骨を寄せる、僧帽筋中部・菱形筋・後部三角筋を能動的に強化する動作。長時間のデスクワークで弱化しやすい肩甲骨内転筋群を低負荷・高頻度で活性化し、巻き肩姿勢の代償を補う。
ドアフレーム大胸筋ストレッチ(低・中・高 3角度)
ドア枠に前腕を当て、肩の高さに対して下・同じ・上の3角度で大胸筋および小胸筋を伸ばし、巻き肩・前方頭位姿勢に対抗するセルフストレッチ。
小胸筋 セルフ筋膜リリース(ボール×壁、烏口突起下圧迫+腕回旋)
テニスボール/ラクロスボールを烏口突起の内下方の小胸筋上に当て、壁との間に挟んで虚血性圧迫+ピン&ストレッチを行うセルフ筋膜リリース。巻き肩・前肩甲骨前傾の主因とされる小胸筋短縮へ直接アプローチする。