肩・肩甲帯
3 items肩、胸、肩甲骨まわり
- 広背筋
- 大胸筋胸肋部
- 大円筋
Supine PNF Hold-Relax Shoulder Flexion with Strap
仰臥位でストラップを両手で握り頭上方向へ受動的に肩を屈曲させ、収縮-弛緩 (PNF Hold-Relax) 技法で広背筋・大胸筋・大円筋の張力をゴルジ腱器官 Ib 抑制とストレス弛緩経由で一過性に低下させ、肩関節屈曲 ROM を拡大するセルフ実践プロトコル。
対象の症状
主に伸びる筋肉
背中の最大筋。腕を引き下げる。
胸の主要筋。短縮すると巻き肩を作る。
肩関節の内転・内旋に働く。
二の腕後面。肘の伸展を担う。
筋肉解説の出典: docs/glossary.md §2

Anatomy preview
医療診断ではなく、意識する場所をつかむための部位イメージです。主な焦点は 肩、胸、肩甲骨まわりです。
target muscles
Muscle atlas
筋肉名を部位ごとに整理した簡易マップです。痛みの診断ではなく、動かす方向と意識する場所を確認するための目安として使います。
ハイライトは主な対象部位の概略です
肩、胸、肩甲骨まわり
腕、手首、指まわり
Motion guide
仰臥位、両膝立て、両手でストラップを肩幅で握り両腕を頭上方向 (約 150〜180° 屈曲) へ持ち上げ、矢印①でストラップ下方への等尺性収縮、矢印②で頭上方向への追加伸張を示す
仰臥位で両膝を立て、骨盤後傾を避けながら腰椎の生理的前弯を保つ。ヨガストラップまたはタオル両端を肩幅で両手で握る
仰臥位、両膝立て、両手でストラップを肩幅で握り両腕を頭上方向 (約 150〜180° 屈曲) へ持ち上げ、矢印①でストラップ下方への等尺性収縮、矢印②で頭上方向への追加伸張を示す
終了後はストラップを外し、両腕を体側にゆっくり下ろし、肩を 2〜3 回小さく回して循環を促す。一日 1 回、週 2〜5 回、3〜6 週間を目安に継続する
仰臥位で両膝を立て、骨盤後傾を避けながら腰椎の生理的前弯を保つ。ヨガストラップまたはタオル両端を肩幅で両手で握る
ストラップを保ったまま両腕を頭上方向へゆっくり受動的に持ち上げ、伸張感を感じる手前のエンドレンジ (R1) で 5〜10 秒静止し、現在の屈曲 ROM を確認する
そのエンドレンジで、ストラップを足側(肩伸展方向)へ 6〜10 秒間、20〜30% MVIC の等尺性収縮で押し返す(Hold = ホールド相)。関節は動かさない純等尺性で、広背筋・大円筋・大胸筋下部に収縮感を感じる
1〜2 秒で完全に弛緩 (Relax 相) し、ストラップを利用してさらに頭上方向 (新しいエンドレンジ R2) へゆっくり追加伸張、20〜30 秒静止保持する
ステップ 3〜4 のホールド・リラックスを 3〜5 回反復し、毎回 R2 を起点に再収縮 → 弛緩 → 追加伸張のサイクルを進める
終了後はストラップを外し、両腕を体側にゆっくり下ろし、肩を 2〜3 回小さく回して循環を促す。一日 1 回、週 2〜5 回、3〜6 週間を目安に継続する
呼吸
Hold 相(収縮)では息を止めず軽く吐きながら収縮。Relax 相(追加伸張)では鼻から吸って口からゆっくり長く吐きながら伸ばす。Valsalva は避ける。
回数 / 頻度
3〜5 サイクル × 1〜2 セット / 日、週 2〜5 回、3〜6 週間継続
このストレッチの内容は、以下の文献・公的情報を参照して構成されています。各リンクから一次情報を確認できます。
Sharman MJ, Cresswell AG, Riek S. Sports Med 2006 · en · academic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Hindle KB et al. J Hum Kinet 2012 · en · academic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Chalmers G. Sports Biomech 2004 · en · academic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Wicke J et al. J Strength Cond Res 2014 · en · academic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Yıldırım et al. 2020 (PMID 31789299) · en · academic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Fukaya T et al. Front Physiol 2022 (PMID 35185595) · en · academic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Farber et al. Int J Sports Phys Ther 2025 (PMCID PMC12404573) · en · academic · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
Brad Walker, StretchCoach.com · en · article · 参照 2026-05-18
要約引用のみ
伸びをする子犬のポーズ(ウッターナ・シショーサナ/ベンチ補助・膝立て・肩屈曲ストレッチ)
四つ這いから手を遠くへ滑らせ、胸とおでこを床またはベンチ/椅子座面へ近づける陰ヨガの肩屈曲ストレッチ。前腕の高さを調整することで広背筋・大円筋・小胸筋・三角筋後部・前面関節包を重力で 2〜5 分間じっくり弛緩させ、肩甲骨後傾と胸椎伸展を同時に引き出す。既存 31 件と独立した『kneeling-chest-low』ポジションで肩屈曲可動域を回復する。
広背筋 サイドライイング フォームローラーSMR
床に横向き(側臥位)になり、脇の下〜腋窩のすぐ下にフォームローラーを当て、下側の腕を頭上に伸ばした姿勢で、ローラーを腋窩から腸骨稜方向に体重を載せたままゆっくり転がし、広背筋〜大円筋〜下部僧帽筋を SMR する。tight spot で 20〜30 秒静止圧迫+呼吸→肩甲骨を pin-and-stretch 様に動かす二段階プロトコル。
バンドプルアパート(レジスタンスバンドで肩甲骨を寄せる)
立位で軽いレジスタンスバンドを胸の高さで両手に持ち、肘を伸ばしたまま左右に引き離して肩甲骨を寄せる、僧帽筋中部・菱形筋・後部三角筋を能動的に強化する動作。長時間のデスクワークで弱化しやすい肩甲骨内転筋群を低負荷・高頻度で活性化し、巻き肩姿勢の代償を補う。
バンド肩関節ディストラクション セルフ関節包モビライゼーション
頑丈なフックや柱に高張力ループバンドを掛け、上腕近位部にバンドを輪掛けして体重で水平方向に牽引(ディストラクション)しながら、屈曲・外旋・内旋・水平外転の能動的可動域運動を組み合わせる。バンド張力が上腕骨頭を関節窩から微小に離開させ、関節包・靭帯・肩峰下スペースに新しい運動ベクトルを与える Mobilization-with-Movement の自己版。Kelly Starrett / The Ready State 系の代表的肩モビリティドリル。